1993 第11号

(論文)

1. もう一つのバイオエシックス—責任主義の試み— 盛永審一郎
2. 身体と自由—哲学的生命論の出立点— 石井誠士
3. ダーナとギフトの思想 岡本天晴
4. 末期癌の告知と人工妊娠中絶について—医療倫理学教育の最重要課題— 浅野遼二
5. 看護行為における倫理的意思決定とは何か—一事例を通して考える— 澤田愛子
6. 慢性心不全状態にある患者の看護—看護のかかわりを再考する— 神谷美佐子
(特別講演)
仏教は生命をどう見るか—脳死・臓器移植をめぐって思うこと— 信楽峻麿
特集 医療と看護
(提言)
医療と看護—臨床医の立場から— 武内敦郎
(特別報告Ⅰ)
看護倫理から見た生命倫理の諸問題—「説明に基づく同意」を手がかりに— 青木茂
(シンポジウム)
「医療と看護」 司会 矢次正利
司会 冨倉光雄
—哲学者の立場から— 池邊義教
—医師の立場から— 品川信良
—看護の立場から— 勢川瑠美子
—ターミナルケアの立場から— 永田勝太朗
(特別報告Ⅱ)
1. 医学倫理が直面している選択—人道主義をとるか功利主義をとるか— 杜治政(品川信良 文責)
2. 歴代医務従事者の医療道徳観に対する儒家,道家,墨家の影響 欒栄艶(品川信良 文責)
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