2011 第29号

(依頼論文)

医の倫理や哲学への一老医の回想 品川 信良
(論文)
1. 遺伝学的情報とプライバシーをめぐってー被検者のプライバシー権、血縁者等の知る権利、医療者の義務ー 大橋 範子
2. スピリチュアリティと科学的研究ー脳内のセロトニン受容体結合力を中心にー 杉岡 良彦
3. ヒト胚の道徳的地位を巡ってー論争の背後にあるものー 鶴島 暁
4. 医療記事の質向上のための医療記事評価制度の可能性と課題ーオーストラリア、カナダ、アメリカの制度を事例としてー 福田八寿絵
5. 包括同意を巡ってーInformed Consentの拡張とその問題 村松 聡
6. 菊田医師事件と優生保護法改正問題ー「産む理由」をめぐってー 吉田一史美
7. 医療の合意形成と「理由の来歴」 吉武久美子
(ワークショップの概要)
8. 安楽死・尊厳死が実施される際の手続きについて 倫理的に意味のある区別はたてられるか 有馬 斉
(シンポジウム)
 ◆生活のなかの死:地域社会での看取りを考える
9. シンポジウムのまとめ 竹之内裕文・大谷いづみ
10. 在宅緩和ケアの現場での問題ー大病院信仰と家族への負担感のなかで 鈴木 雅夫
11. 地域における新しい看取りの場としての宅老所(小規模多機能ホーム)の可能性 池田 昌弘
12. 「生活のなかの死」と在宅緩和ケア:心理臨床の現場から 大村 哲夫
13. Death in Lifeー「死すべき人間」をめぐる一考察 安藤 泰至
(その他)
14. 第29回大会プログラム(2010年)
15. 杉田勇名誉会員のご逝去を悼む
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