2000 第18号

(論文)
1. 生命倫理学への物語的アプローチについて 坪井雅史
2. 着床前診断の倫理的問題—ヒトゲノムと人権— 盛永審一郎
3. 臓器移植における自己と他者—臓器は人格を持つか— 大鹿勝之
4. 「実存的医療」としてのリハビリテーション—慢性期リハビリテーションの症例から— 前野竜太郎
5. 体験的インフォームド・コンセント論 岡本珠代
6. 悪性腫瘍を合併した精神分裂病の二症例—診断と治療経過における問題点の医学哲学的検討— 酒井明夫・浅利宏英
7. 「臓器移植法」施行後第一例(「高知脳死移植」)にみる「患者の人権」と医療報道—「プライバシー保護」と「情報公開」。その医学倫理的検証— 西河内靖泰
8. 心と身体の架橋としての自殺論—精神科領域における自殺への治療的介入の論理的問題— 伊東隆雄
9. 身体的対話としての看護 池辺寧
10. インフォームド・コンセントにおける看護婦(士)の役割—その法的解釈と看護婦の体験した実例との比較検討を通して— 中條雅美・鈴木正子
11. 説明義務の研究二(説明しなくて良い基準について) 小坂康治
12. 死の受容のかたち—がん告知の問題から— 後藤雄太
(特別寄稿)
13. 医・生命倫理,五十年余の回顧と今後への希望 品川信良
(特別講演「要旨」)
14. 身体観察の情報化—コミュニケーションとの乖離— 加藤尚武
(シンポジウム)
◆患者の身体をどう考えるか
15. (看護学の立場から) 清水昭美
16. (リハビリテーション(理学療法学)の立場から) 奈良勲
17. (医事法の立場から)医事法的観点からみた患者の身体 甲斐克則
18. (臨床医の立場から)患者の身体をどう考えるか? 宮越一穂
19. (哲学の立場から)現代医療における患者の身体 松島哲久
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