2009 第27号

(論文)

1. 野口整体の史的変容—近現代日本伝統医学の倫理生成過程— 田野尻哲郎
2. 統合医療と次元的人間論 杉岡 良彦
3. 功利主義的観点から見た認知的エンハンスメント 佐藤 岳詩
4. 人間の尊厳の射程 小出 泰士
5. チーム医療における不確実なリスクに対する集団的意思決定 屋良 朝彦
6. HPVワクチンの臨床利用をめぐる倫理問題−予防接種義務化とワクチン政策に関する一考察− 福田八寿絵
7. 医療過誤と道徳的運(moral luck)の問題 長田 蔵人
8. 代理懐胎における理にかなう費用の支弁 仙波由加里
9 精神科診断において操作的診断基準は信頼性問題を解決したか 山崎 真也
(研究報告)
10. 死後生殖における社会的合意と日本的特徴についての考察及び最高裁判決への批判 串 信考
(ワークショップの概要)
11. ニューロエンハンスメントの倫理問題 虫明茂
(シンポジウム)
◆薬学と倫理
12. シンポジウムのまとめ 今井道夫・盛永審一郎
13. 薬を創製する人の倫理 原島秀吉
14. 医薬品の承認制はパターナリズムか? 土屋貴志
15. 「科学知識=権力」としての医薬品が内包する倫理問題—薬は布置されているのか? 松山圭子
16. 薬剤師の役割変化に伴う倫理教育の必要性 川村和美
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